2014年10月03日
町田から沖縄に移住したMさんの沖縄ルポ③
今回は、町田店の三線教室に以前お越しいただいていて、ある時突然「公務員試験に合格したので沖縄に移住します!」
と、風のように旅に出たMさんから届いた沖縄ルポです。
そんな、身軽で行動力のあるMさんを、うらやましく思う人はたくさんいて、何しているのかな、といつも気になっているのです。
「元気ですかー?」と猪木のようなメールをしたら、なんとベトナムからお返事が来ましたよ。
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ハイサイ
お久しぶりです!
沖縄もいくらか涼しくなり、観月会(お月見という名の呑み会)の季節になりました、沖縄病の皆さんも呑んでますか
さて、私は先日、ベトナムは北の首都ハノイから南の商都サイゴン(現ホーチミン市)迄、2300kmの鉄道の旅を終え帰国しました。
とても良い旅でしたよ。
そこで、旅先で見たベトナムの中にある沖縄について報告しましょうね。
日本とベトナムの交易は古く、沖縄はその架け橋として重要な地位を占めており、それは発掘される陶器の分布で確認できる云々…という大昔のお話から、最近では、ガラス等の手工芸品の技術交流のお話迄、沖縄とベトナムの関係は今も昔も存在しており、切っても切れない縁で結ばれているようです。
またベトナムは中国、フランス、アメリカと様々な国の文化的影響を受けているという点で、沖縄に似ていますね。
ところで皆さんは、首里出身の石川文洋さんをご存知でしょうか?
最近、石川さんのドキュメンタリー映画が公開されたので「知ってるさ~」という方もいらっしゃるかもしれませんね、実は私も映画を通じて石川さんを知りました。
石川さんは、アメリカ軍に従軍しベトナム戦争を報道した写真家で、サイゴンの戦争証跡博物館に常設展示コーナーが設けられている日本人ということでも有名なようですが、他方では沖縄やアジアそして旅について広範な写真や著作を発表している作家でもあります。
また、石川さんは戦争と平和についての講演活動を行っていて、寡黙な石川さんが語る戦争の真実と平和の大切さは、戦争体験者だからこその説得力を伴って迫ってきます。

<戦争証跡博物館、石川さんのカメラ>
そんな石川さんの著作の中に“サイゴンのコニャックソーダ”という、旅先でのお酒に関するエッセイ集があります。
私も旅の終わりに、サイゴンの街を彷徨い、戦争証跡博物館の石川文洋作品常設コーナーを訪れた後、石川さんのいうコニャックソーダ(ジョッキグラスに大ぶりの氷をいくつか投げ入れ、高級なコニャックを豪快にドクドクと注ぎ、それをトニックウォーターで適当に割ったもの)を飲もう、と思ったのですが…
そんなコニャックソーダは時の流れの中で忘れさられてしまったようで、結局サイゴンビールでサイゴン最後の夜は更けていったのでありました…

<北部:ハノイ、線路沿いの生活>

<中部:ホイアン、運河と家並>

<南部:サイゴン、安宿街の夜>
皆さん、ベトナムにも興味を持って頂けたでしょうか?
それではまたね~、マタヤ~サイ
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Mさん、ありがとうございました。
写真も、知らない国の暮らしをそっと覗いたようで、とっても素敵です。
またお願いいたします!
オリオンB子
と、風のように旅に出たMさんから届いた沖縄ルポです。
そんな、身軽で行動力のあるMさんを、うらやましく思う人はたくさんいて、何しているのかな、といつも気になっているのです。
「元気ですかー?」と猪木のようなメールをしたら、なんとベトナムからお返事が来ましたよ。
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ハイサイ

沖縄もいくらか涼しくなり、観月会(お月見という名の呑み会)の季節になりました、沖縄病の皆さんも呑んでますか

さて、私は先日、ベトナムは北の首都ハノイから南の商都サイゴン(現ホーチミン市)迄、2300kmの鉄道の旅を終え帰国しました。
とても良い旅でしたよ。
そこで、旅先で見たベトナムの中にある沖縄について報告しましょうね。
日本とベトナムの交易は古く、沖縄はその架け橋として重要な地位を占めており、それは発掘される陶器の分布で確認できる云々…という大昔のお話から、最近では、ガラス等の手工芸品の技術交流のお話迄、沖縄とベトナムの関係は今も昔も存在しており、切っても切れない縁で結ばれているようです。
またベトナムは中国、フランス、アメリカと様々な国の文化的影響を受けているという点で、沖縄に似ていますね。
ところで皆さんは、首里出身の石川文洋さんをご存知でしょうか?
最近、石川さんのドキュメンタリー映画が公開されたので「知ってるさ~」という方もいらっしゃるかもしれませんね、実は私も映画を通じて石川さんを知りました。
石川さんは、アメリカ軍に従軍しベトナム戦争を報道した写真家で、サイゴンの戦争証跡博物館に常設展示コーナーが設けられている日本人ということでも有名なようですが、他方では沖縄やアジアそして旅について広範な写真や著作を発表している作家でもあります。
また、石川さんは戦争と平和についての講演活動を行っていて、寡黙な石川さんが語る戦争の真実と平和の大切さは、戦争体験者だからこその説得力を伴って迫ってきます。
<戦争証跡博物館、石川さんのカメラ>
そんな石川さんの著作の中に“サイゴンのコニャックソーダ”という、旅先でのお酒に関するエッセイ集があります。
私も旅の終わりに、サイゴンの街を彷徨い、戦争証跡博物館の石川文洋作品常設コーナーを訪れた後、石川さんのいうコニャックソーダ(ジョッキグラスに大ぶりの氷をいくつか投げ入れ、高級なコニャックを豪快にドクドクと注ぎ、それをトニックウォーターで適当に割ったもの)を飲もう、と思ったのですが…
そんなコニャックソーダは時の流れの中で忘れさられてしまったようで、結局サイゴンビールでサイゴン最後の夜は更けていったのでありました…

<北部:ハノイ、線路沿いの生活>
<中部:ホイアン、運河と家並>
<南部:サイゴン、安宿街の夜>
皆さん、ベトナムにも興味を持って頂けたでしょうか?
それではまたね~、マタヤ~サイ

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Mさん、ありがとうございました。
写真も、知らない国の暮らしをそっと覗いたようで、とっても素敵です。
またお願いいたします!
オリオンB子
Posted by 沖縄宝島ぽっぽ町田店 at 09:00│Comments(0)
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